学会発表 in Nashville, Tennessee(米国生活669日目)
昨日も書きましたが、渡米後2度目となる学会発表のため、テネシーの州都ナッシュビルに来ています。会場は、カジノホテル以外で世界最大のホテルとされるGaylord Opryland Resort & Convention Centerですが、これが、信じられないほどの広さです。
ナッシュビル空港からホテルのリムジンバスで約15分で到着します。到着間際に見るホテルの外観は、さながら王宮のようでした。
チェックインを済ませて部屋に行くのに、地図を渡されます。「(部屋まで)何分かかるの?」と冗談交じりで聞くと、「15分くらいでしょうか」と真顔で答えられました。冗談だと思っていましたが、途中で完全温室の中庭、ゴディバなどがある高級ショップ群を抜けて、早足でも10分は掛かりました。綺麗な中庭の飾り付けやおしゃれなレストランに気を取られて歩くと、もっと掛かるでしょう。
私が泊まっているのはMagnoliaというエリア。プールとは反対側になりますが、窓の外にホテルの5階の高さまである、大きなクリスマスツリーを見ることができます。ホテルでは11月からクリスマスの飾り付けが始まるとのことですが、夜になるとホテル内外でとても綺麗なライトアップ、電飾が見られます。(カメラを持ってきませんでした。大失敗です。)
前述の完全温室の中庭ですが、ホテルは5つの宿泊ゾーンがあって、それらに囲まれるCascades, Garden Conservatory, およびDeltaは全天候型の完全温室になっています。夜遅くまでレストラン、パブをやっているので、雰囲気のよいナイトライフが楽しめるようです。
学会には数日滞在予定ですが、今のところホテルから1歩も外に出ていません。聴講のため時間を割いていることもありますが、食事は全てホテルにあるレストランで十分事足りています。アップルビーなどがホテル外にありますが、そもそもホテルを出るのに往復で40分以上も掛かるので、出る気になれません。
発表の方は、最近、新しい研究を始めてそっちに時間を取られていたので、発表資料を2週間の突貫で作った割には、まあまあの出来だったようです。質疑もこっちが想定していたものを3つほど受けて、あっという間の25分間でした。発表を英語でやる以上に、質疑をしっかりとこなせるようになったことは自分でもちょっとは成長したと感じています。
今回の学会は、Chemical Engineeringが主体ですが、近い将来の帰国を踏まえ、今までの研究とはちょっと違った視点で、帰国後の「次の研究」を意識して聴講しています。新しい学際的なものや地球環境・バイオ関連(従来の生理的、生態関連のみならず、エネルギー関連も含む)分野を多めに聞くように心掛けているのですが、日本よりも数倍、規模の大きいアメリカの研究背景を理解しようとすると、やっぱり消費量、必要エネルギー量、金額など、どれをとってもスケールの違いに圧倒されます。またアメリカ発の研究背景では、大体いつも、少なくとも“北米(USA+Canada)”規模で話が始まり、その次はアメリカ全体(北米+南米)、そして世界全体となります。日本の場合は島国ながら何においても“そこそこの”マーケットが国内にあるので、どうしても内向き(国内市場とか、国内需要とか・・・)の思考になりがちですが、ことさら研究に関しては、背景の規模を少なくとも東アジア、もしくはアジア圏から始めるべきなんだろうなぁ、なんて思ってしまいます。
さて、この学会が終わると、いよいよ研究活動も新テーマに完全移行して、追い込みに入ります。論文を書いたり、実験をこなしたり、忙しい日が続きますが、一方で色々と楽しいイベントが待っている冬のアメリカ生活、何とか時間のやりくりをしていきたいなぁと考えている今日この頃です。
気がつけば、サンクスギビングも近し・・・。


最近のコメント